竹田麗央は10位で最終日に進んだ(撮影:ALBA)
<マイヤーLPGAクラシック 3日目◇20日◇ブライスフィールドCC(ミシガン州)◇6611ヤード・パー72 >日本勢最上位でムービングサタデーを迎えた竹田麗央だったが、優勝争いのプレッシャーに揺れた一日でもあった。
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首位と3打差の7位タイから出た3日目は、5バーディ・4ボギーの「71」。「前半は自分の感覚的にも良くなかった。後半で切り替えてバーディが増えたのは良かったと思います」と振り返る。前半は「38」と苦戦。それでも後半は「33」と盛り返した。特に苦しんだのはグリーン上だった。「3パットとか、ショートパットがなかなか打ち抜くことができずに外す、っていうのが良くない時の自分」と自己分析する。原因についても、「いい時はそういうミスはあまり考えてないので。上位にいる時はなりやすいのかなって」と、優勝争いの中で生まれるメンタル面の影響もあると見ている。そんな中で転機となったのは「開き直り」だった。「もう外しまくってたので。『もういいや』って。外れてもいいから打った」。弱気な気持ちを捨ててストロークすると、後半は3つのパー5を含む4バーディが来た。「後半はもう切り替えてやるって決めてバーディパットが入った。もう少し早く気づいて修正できてれば良かったけど」と悔しさものぞかせた。ショットについては「そんなに悪くはなく、しっかり振り切れていると思う」と手応えもある。この日は2番でのセカンドが木にスタイミーとなり、出すだけという難しい状況もあったが、「主にパッティングの面でした」と課題は明確。だからこそ、修正への道筋も見えている。最終日に向けては、「今日の前半が悪い時の自分というのが出たので、それを出さないように気を付けて攻めていけるように頑張りたい」。優勝争いの中で顔をのぞかせた“弱気な自分”。その姿から目を背けずに向き合った経験を糧に、最後の18ホールへと挑む。(文・齊藤啓介)