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「全部成長している」手ごたえと刺激 国内Vの勢いそのまま、桑木志帆は危なげなく決勝へ

2026/06/27 14:00

桑木志帆は全米女子プロで自身初の予選通過を果たした(撮影:南しずか)

<KPMG全米女子プロ選手権 2日目◇26日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)◇6760ヤード・パー72>「全米女子オープン」で14位、その翌週の日本ツアー「宮里藍 サントリーレディス」で優勝。波に乗る桑木志帆が、ここでも危なげなく決勝ラウンドへコマを進めた。 【写真】注目! 渋野日向子のトップ時のフェース向き 初日はイーブンパー、2日目は2バーディ・1ボギーの「71」でプレー。出だしの10番はティショットがバンカーにつかまり、2打目は“アゴ”に当たるハプニングもあってボギーが先行した。それでも「シビアなボギーパット」を沈めてダメージを最小限におさえると、11番ですぐにバウンスバック。14番でもバーディを奪ってアンダーパーとし、その後はすべてパーを並べた。初日は83.3%(15/18)と高いパーオン率を記録したものの、この日はなかなかピンには絡まず「ショットはよくない」と嘆いていた。2日目のパーオン率は55.5%(10/18)に下がったが、2つのバーディはいずれも約2.5メートル以内につけたショットから。「きのうよりショットがマシになって、バーディチャンスもあったり、それを決められたのでよかった」とうなずいた。日本ツアー組で唯一の参戦となる今大会だが、メジャーの舞台でも堂々たるプレーを続けている。昨年大会は初日の「82」が響いて無念の予選落ち。「去年はずるずる行っていたので、今年は後を引きずらないで、しっかりセーブできている」と振り返り、コースは違えど1年間の成長を実感していた。イーブンパーからスタートした2日目。カットラインについては「全然考えていなかった」と、最後まで上だけを見続けてプレーした。だからこそ、決勝進出にも安どすることなく「悔しいです」と納得はしていない。この悔しさも、昨年からの大きな成長を物語っている。それはメンタル面なのか、それとも技術面なのか。桑木は「全部成長している」とキッパリ答えた。昨年の「全米女子オープン」で海外メジャーデビューを果たし、今大会までにメジャーに4度出場しているが、それは確実に桑木の進化を後押ししている。海外選手とのラウンドについても「みんなスケールが違う。飛ぶし、曲がってもそこからリカバリーしてくるし、毎日が楽しい」と、今もなお刺激を受け続けている。スポット参戦ながら、今季の海外メジャーではここまで確かな存在感を示している。(文・齊藤啓介)