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23歳の元韓国女王がメジャーで独走 過去には事件も…ユン・イナってどんな選手?

2026/06/27 15:00

2位に5打差と独走状態に入っているイナ・ユン(撮影:GettyImages)

<KPMG全米女子プロ選手権 2日目◇26日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)◇6760ヤード・パー72>初日に大会記録タイの「63」をたたき出し、2日目も3つ伸ばしてトータル12アンダーとしたユン・イナ(韓国)が、2位に5打差と首位独走で決勝ラウンドに入る。米ツアー2年目で同ツアーでは未勝利。大きなチャンスを生かして栄冠をつかみにかかる。 【連続写真】平均278y超! ユン・イナのドライバースイング 2022年に母国の韓国ツアーで誤球を隠ぺいしたとして、3年間の出場停止処分を受けたイナ。その後の社会貢献活動が評価され謹慎処分は1年半に短縮された。復帰した24年、韓国女子ツアー(KLPGA)の年間女王に輝き、その称号を引っ提げて同年の米ツアー最終予選会(Qシリーズ)に挑戦し、8位で突破。昨年はポイントランキング63位で今季の出場権を確保。ここまで好調をキープしてきた。現在の世界ランキングは39位。今季はトップ10に4回入り、ポイントランキングも15位につける。今大会でも安定したプレーを続け、予選36ホールでボギーはゼロ。「リードして週末に入るのは初めて。いい経験だし、とても楽しみ」と笑顔が光る。トータル19アンダーが大会の最多アンダーパー記録。大記録も見えるなかで、追いかけてくる選手も強力だ。5打差あるとはいえ2位タイにはブルック・ヘンダーソン(カナダ)、キム・アリム(韓国)のメジャー覇者二人に加え、畑岡奈紗も並ぶ。「緊張もするとは思うけど、あのときの経験から学んだ」と、気持ちの持ち方はすでに春先に習得している。4月のメジャー「シェブロン選手権」ではネリー・コルダ(米国)が2位に6打の差をつけて決勝ラウンドに進むと、そのまま逃げ切った。その大会で、2日間を終えて7打差をつけられながらも3位タイで決勝ラウンドに進み、最終的に4位タイに入ったのがイナ。「冷静でいることが難しかった」というメジャーでの上位争いの経験を生かすチャンスが訪れた。「特別なことをするのではなく、いままでやってきたことを信じて」。23歳のニューヒロイン誕生なるか。まずはムービングデーを乗り切って、勝負の最終ラウンドに臨みたい。