ゴルフパートナー

「72」の松山英樹はバーディ締めで2日目へ 連続ボギーを阻止した“全英仕様”の寄せで見せ場「10何回も出ているので…」

2026/07/17 08:00

松山英樹は「72」で85位タイ発進(撮影:GettyImages)

<全英オープン 初日◇16日◇ロイヤル・バークデールゴルフクラブ(イングランド)◇7223ヤード・パー70>12回目のリンクスの初日は耐える1日となった。松山英樹は17番までに3つのボギーを喫し、最終18番でようやくこの日初バーディ。1バーディ・3ボギーの「72」で回り、首位と7打差の2オーバー・85位タイで終えた。 【連続写真】松山英樹の『右ワキを空けた止まるトップ』に手打ち矯正のヒントあり ポイントは右ヒジの向きだった! スコアが最初に動いたのは3番パー4。ティショットを右のラフに外すと、2打目は花道へ。27ヤードのアプローチは3.5メートルほど残して、ボギーが先行。続く4番パー3は、1打目を難しいグリーン左サイドに外す。ボールからピンまで22ヤード、エッジからピンまで7ヤード。しかもエッジからは5ヤード上りで2ヤード下りの位置にピンがあり、ボールは左足下がり、ツマ先下がりという状況だった。松山は9番アイアンを握って手前から転がし上げて、絶妙な距離感で1.2mに寄せてナイスパー。「10何回も出ているので」と“全英慣れ”したイマジネーションを発揮して連続ボギーを阻止した。 続く5番は、ワンオンも狙える短いパー4(実測306ヤード)だが、アイアンを握ってこの日初フェアウェイをヒット。ピンまで101ヤードの2打目はピン方向に飛んだが、キックが悪く5メートルと遠ざかる。バーディパットはわずかにカップの右を抜けた。 チャンスを作れそうで作れず、ピンチになってもパーでしのぐホールを重ねて折り返す。バーディを取って流れを変えたいところだったが、13番パー4でティショットがフェアウェイ右サイドにあるポットバンカーにつかまるなど、2つ目のボギー。 続く14番パー5ではティショットを352ヤード飛ばしたが、2打目がグリーン手前のポットバンカーにつかまり、パー止まり。15番パー3ではティショットをグリーン左に外すなどして3つ目のボギーを喫した。 17番パー5では2オンを狙ったショットがわずかにそれてグリーンサイドのポットバンカーにつかまり、ボールは壁際に。ピン方向に打つには足を入れられず、土手にヒザを付いて打ったショットは2.5メートルに寄る。スーパーショットを見せて、パーでしのいだ。 歯を食いしばって迎えた18番パー4は、ピンまで198ヤードのフェアウェイからの2打目をピン右6メートルに乗せると、渾身のバーディパットが決まり、初バーディ。ギャラリーの拍手に笑顔で応えた。 大会を中継U-NEXTのインタビューに応じ1日を振り返ると「ショットがなかなか思うようにコントロールできないなか、途中からフェアウェイをキープできるようになったけど、アイアンショットが悪かった」。この日のフェアウェイキープ率は64.2%(9/14)、パーオン率は50%(9/18)と数字にも表れた。 「チャンスもほとんどなく、ずっと耐えるようなゴルフ。(17番まで)よく3オーバーまでで踏みとどまったなという印象と、最後取れたので、2オーバーで終われてよかったかなと思います」と耐えながらバーディ締めできたことは、次のラウンドにつながりそうだ。 終盤の17番、18番は好感触のショットが増えたのは好材料。「スイング的によさそうな感じはあったので、これをあしたも続けていけるように練習したいと思います。17番みたいなバンカーショットを打たないように、頑張りたいと思います」 序盤は大崩れしてもおかしくない内容だったが、2オーバーで踏みとどまれたことには高評価。最後のバーディを2日目につなげて巻き返したい。