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5連続バーディやダボも 勝みなみが“荒波ゴルフ”でメジャーV視野「チャンスは誰にでもある」

2026/08/02 08:00

勝みなみは、出入りの激しいプレーも上位を維持して最終日ヘ(撮影:ALBA)

<AIG女子オープン 3日目◇1日◇ロイヤルリザム&セントアンズGC(イングランド)◇6601ヤード・パー71>いろいろあった一日。ラウンドを振り返るとき、勝みなみは「いやー、すごかったですね。なんか疲れた」と言って、ひとつ息を吐いた。 【連続写真】トップの形が美しい 勝みなみの深い捻転が生む圧倒的飛距離 展開の目まぐるしさが、その疲労感の要因になる。1番パー3でいきなりグリーン左手前のバンカーに入れてボギーを叩くと、ティショットを左に曲げた3番でもスコアを落とし、前日までの貯金を吐き出した。「きょうも耐えるゴルフが必要だな」。そんな覚悟もしたが、5番パー3で4メートルのバーディパットを沈めると、一気に潮目が変わる。6番、7番とバーディが欲しいパー5で1つずつスコアを伸ばすと、8番では3メートル、9番でも2メートルを決める。風が吹くタフなリンクスで、5連続バーディを記録した。しかし、後半に入ると「もったいなかった」という場面が続く。10番パー4でグリーン左からのアプローチが大きくショートしボギーを叩くと、15番パー4では、さらなるピンチが訪れた。ティショットが右のフェスキューにつかまると、さらに2打目が今度は左のフェアウェイバンカーへ。ここでダブルボギーが来てしまった。「ラフが深くて、バンカーの手前に本当は出したかったんですけど、ちょっと飛びすぎてしまって」と反省もするが、直後の16番では6メートルを決めてバーディを奪い返す。だが17番では4つ目のボギー。パーが7カ所だけという出入りの激しいゴルフが最後まで続いた。まさに“打ち合い”と表現したくなるようなラウンドだが、それを支えたのはパッティングだ。「どんなショットを打っても大丈夫という自信につながるクラブがあるとプレーしやすい」。5連続バーディも、簡単ではない距離を決めて記録した。流れが悪いなかで「大きかった」という16番もミドルパットを決めて奪ったものだ。グリーン上のプレーに胸を張る。順位も最高で2位まで上がったが、「自分がどれだけ伸ばせるかを考えていた」とその位置は気にせずに集中し続けた。昨年は2位。しかも3日目に「65」とビッグスコアをたたき出し、優勝争いに食い込んでいるだけに「イメージはすごくいい」と話す。コースは違えど、リンクスというのは変わらない。「きょうみたいに5連続バーディが来るかもしれないし、ダブルボギーが来る可能性だってある。チャンスは誰にでもあると思う」と、首位との5打差をひっくり返すことだけを考えてプレーする。(文・間宮輝憲)