左から重永亜斗夢、熊本県観光文化部部長の梅川日出樹さん、秋吉翔太、出水田大二郎、熊本市議会議員の高島和男さん。「JOYX OPEN」で集めた義援金を直接届けた
5日、熊本出身の秋吉翔太と重永亜斗夢、2人と親交が深い鹿児島出身の出水田大二郎の3人が熊本県庁を訪問。8月1日に開催されたツアー外競技「MAIN STAGE JOYX OPEN 2026」で集めた義援金を直接届けた。
【写真】爆発事故により倒壊したイオンモール熊本
この大会は、伊澤利光、小田孔明らをマネジメントする「株式会社JOYX」が主催する1日競技。そこで秋吉は九州をまとめている先輩プロで福岡県出身の小田に「熊本が困っているので義援金を集めたい」と相談を持ちかけた。本戦前日のプロアマ大会のときから小田を中心に義援金を呼びかけ、ラウンド後のパーティでは「1000円でもいいのでよろしくお願いします」と各テーブルに募金箱を持って回った。さらに、本戦でも募金箱を設置し、ギャラリーの入場料金の全額が義援金にあてられた。重永は今回の熊本県庁訪問で「物資は続々と届いているけど、フェーズによって必要な物は変わる。お金の方がありがたいと知れて良かった」と話す。現在も熊本に住む重永。爆発事故のあったイオンモールは車で20分の距離で、2週間前には家族で訪れていた。また、数日後には重永がウェア契約を結ぶmuta(ムータ)のコンペが開催される。「僕の提案でチャリティイベントを行う予定です。こういったイベントごとに義援金を集めて、熊本のために活用していただきたいと思っています」。振り返れば10年前、2016年の熊本地震は、男子ツアーの「東建ホームメイトカップ」(三重県)が行われている最中に起こった。日本ゴルフツアー機構(JGTO)と、ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)では、各大会で選手が獲得した賞金の10%をチャリティ(任意)することに決めた。その東建では、ともに熊本出身の永野竜太郎が3位(884万円)、重永が4位(572万円)に食い込み、それぞれ10%を寄付している。今回も選手たちは「熊本のために」選手としてできることを継続していく。