六車日那乃が後輩・吉澤柚月の初優勝を祝福した(撮影:佐々木啓)
<北海道meijiカップ 最終日◇9日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6709ヤード・パー72>プロ3年目で22歳の吉澤柚月がツアー初優勝を飾り、幕を閉じた北海道決戦。麗澤高校(千葉県)で1学年先輩だった六車日那乃は、後輩の活躍をどう見ているのか。
【写真】眼福です 吉澤柚月とのドレス2ショット
お互いに「柚月」「ひなちゃん」と呼び合う仲。六車は吉澤について「繊細ではなく、なんとかなるよねというタイプ」と話し、明るく大胆なプレースタイルを持ち味に挙げる。今シーズンは予選落ちが1回だけという抜群の安定感を見せ、さらに初優勝まで手にした吉澤。一方、本人が「壁がすごかった」と振り返るルーキーイヤーは、決勝ラウンド進出が19試合でわずか1回と、現在とは180度違うシーズンを過ごしていた。当時の姿を間近で見ていた六車は「元気がなくて、泣いている時もあった」と振り返る。吉澤自身は、パットの技術が向上したことが今季の飛躍につながったと話しているが、六車は別の部分にも成長の要因を感じ取っている。「去年の後半からすごく調子が上がってきて、自分を知ったんだと思います。自分を理解してきた結果がこれなんだろうなと。スイングもシンプルになって安定につながったんだろうなと思います」一足先にプロの世界に飛び込み、優勝も果たした後輩に続けるか。「私も頑張ろうと思いました。次は私の予定です」。おっとり系の六車も、この日ばかりは内なる闘志に火がついたのかもしれない。(文・齊藤啓介)