勝みなみがボギーフリーの粘りのゴルフを見せた。(撮影:GettyImages)
<スタンダード・ポートランドクラシック 3日目◇15日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6541ヤード・パー72>5つのバーディを積み上げ、ボギーなしでラウンドを進めていた勝みなみだが、終盤に大ピンチを迎えていた。17番パー4で、ティショットが大きく右へ。「木に当たってくれたので、“もしかしたら”と思ったんですけど。池から2クラブ(の位置)でドロップして、3打目(勝負)でボギーでおさまれば」。だが、その後の一打を50センチにつけ、パーをセーブした。
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「まさか、あんなに寄ってるとは思わなかった。なんかトリプルボギーを取り返した感じですね」。残り130ヤードからつま先上がりのライ。これを右サイドからバウンドさせ寄せることをイメージしてピッチングウェッジを一振りした。出球は少し右に出過ぎたが、着弾後は理想通りの動きに。「言うことを聞いてくれました」と、胸を張る。トータル7アンダーの17位から出た3日目は、スコアカードだけを見ると順調に進んでいたようにも見えるが、しっかりとチャンスをつかみ取り、ピンチも切り抜けた結果だ。9番からの3連続バーディは、4~5メートルのパットを決め続け奪ったもの。「長いの(パット)がきょうは特に決まってくれました。フィーリングはすごくいい感じです」。パット数『26』も、順位を押し上げた要因だ。この感覚のよさは、構えから来るもの。ハンドファーストではなく、勝曰く「スクエアというか、ちょっと手を内側に入れて構える」というアドレスがハマっている。「転がりが良かった。ちょっとオーバーするところもあったんですけど、すごくいい感じ」と、強気のパットを生み出している。トータル12アンダーの5位タイまで浮上。首位が16アンダーという伸ばし合いのなか、優勝争いに食い込んだ。「このコースは、何が起こるか分からない。ティショットが曲がると、出すだけになることも多い。最終日も集中して」。連日ビッグスコアが飛び出しており、なかなか展開も読みづらいが、米初優勝へ食らいついていきたい。