トップ50を逃したジョーダン・スピース(撮影:GettyImages)
<フェデックス・セントジュード選手権 最終日◇16日◇TPCサウスウインド(テネシー州)◇7288ヤード・パー70>プレーオフ初戦が終了し、大会終了後のポイントランキングトップ50が第2戦への進出を決めた。日本勢ではランク16位の松山英樹、ランク45位の久常涼が突破。久常は初出場となる。
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ボーダーライン上では明暗が分かれた。ランク53位で大会を迎えたイム・ソンジェ(韓国)は5位タイに入り、ランク40位までジャンプアップ。逆転で第2戦に滑り込んだ唯一の選手となった。一方、イムの浮上で押し出されたのがツアー通算1勝のキース・ミッチェル(米国)。49位から51位に後退し、惜しくもトップ50入りを逃した。トップ50に入ることが持つ意味は、なにも次戦にコマを進めるだけではない。来季の昇格大会(シグニチャーイベント)の出場資格も得られる。予選落ちがなく、高額賞金とポイントがかかるビッグイベントの出場権だけに、このボーダーラインは来季の明暗も分けるのだ。ミッチェルは「今年は一年中、“片足は中、片足は外”といった状態だった。1番目の補欠か出場できるか、スケジュールが決まっていない状態だった。シーズン序盤から出場権を持っていれば、PGAツアー選手としての生活が、文字通り全く違うものになる。シーズン全体を背負うようなプレッシャーにも、きょうはうまく対処できた。届きそうにはないけれど、ベストを尽くした」と気丈に語った。米通算13勝でメジャータイトルも3つ持つジョーダン・スピース(米国)は、大会を19位タイで終えたが、2ランクアップの52位にとどまった。「ある程度は意識していた。最初からかなり厳しい挑戦で、トップ10入りする必要があったが、あと一歩足りなかった。いいゴルフが戻ってきたと感じていた矢先に、これから長い間トーナメントに出場できなくなる。やり残した感じもある」と、昨年に続く“初戦敗退”を残念がった。このほか、米通算6勝のマックス・ホーマ、2023年「全英オープン」覇者のブライアン・ハーマン(いずれも米国)や、19年全英優勝者のシェーン・ローリー(アイルランド)らもトップ50に届かず。プレーオフ初戦で姿を消すことになった。なお、最終戦の「ツアー選手権」(27~30日)に進めるのは、次週「BMW選手権」終了時点のランキング上位30人のみ。年間王者を目指す、し烈な争いは続く。