小祝さくらはだいぶお疲れ…(撮影:鈴木祥)
<ニトリレディス 3日目◇29日◇釧路カントリークラブ 鶴居東コース(北海道)◇6640ヤード・パー72>前日はスタート遅れと中断の影響で日没サスペンデッドとなり、第2ラウンドは午前6時30分に再開。小祝さくらは、そのスタート時間に合わせて午前3時に起床した。
【写真】ダチョウ? 小祝さくらがコースで見た特別天然記念物は…
「きのうは暗いなか終わったじゃないですか。暗い時間にまた行くっていうのが不思議で、夜が明けていないのにまたここ(ゴルフ場)にいるんだ…って。目覚ましを受け入れられなかったです」。日没後にコースを後にし、日の出前にコースに到着。いつもとはあまりに違う一日の始まりに、寂しそうな表情を浮かべた。コースへ向かう途中には、シカやキツネを車窓から何頭も見つけた。さらに大好きな北海道発のコンビニ・セイコーマートにも立ち寄り、名物のおにぎりを購入。ところが、「喉を通らなくて、イヤイヤ食べました…」と残念そう。プロ10年目の28歳にとっても、さすがに早朝は簡単に慣れるものではないようだ。5番から再開した第2ラウンドは、3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「73」。続けて行われた第3ラウンドでは「68」をマークし、首位と2打差のトータル5アンダー・4位タイまで順位を上げた。3ラウンドすべてでバーディを奪っている3番パー3では、第3ラウンド(実測140ヤード)は8番アイアンで攻め、もうすぐでホールイワンのベタピンショット。11番をボギーとしたが、12番パー5ではティショットをバンカーに入れながらも、レイアップ後の3打目を寄せてバウンスバック。「ナイスだったかな」とうなずいた。34ホールを回った、「けっこうきつかった」という長丁場の一日。それでも、「コースで考えることが多かったのもあって、あっという間に終わってくれました」と、サラリと振り返る。トップ10で最終ラウンドを迎えるのは、開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」以来、今季2度目。「インコースの難易度がかなり高い。ウッドの調子があまり良くないので、頑張って修正して、いいイメージであしたのラウンドをしたい。伸ばせればチャンスがあると思う」と見据え、サンデーバックナインの優勝争いに力を込める。2019年から続く6季連続優勝は、現在ツアーで継続中の選手として最長記録。地元・北海道、そして所属するニトリの冠大会で、そのカウントを「7」に伸ばすチャンスを迎えた。(文・笠井あかり)