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大好きな母の故郷で初の日本タイトルを 山下美夢有「石川に元気を届けたい。勝ちたい」

2026/09/09 12:37

開幕2日前にはコースチェック。山下美夢有は準備を進めている(撮影:福田文平)

<ソニー 日本女子プロゴルフ選手権 事前情報◇9日◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(石川県)◇6755ヤード・パー72>海外メジャーのタイトルは、米ツアー参戦1年目だった昨年の「AIG女子オープン」(全英)でいきなり獲った。国内メジャーは2022年「ワールドレディスサロンパスカップ」と「JLPGAツアー選手権リコーカップ」を制し、初の年間女王にも輝いた。23年にはリコーカップで2年連続優勝。だが、日本タイトルにはまだ縁がない。日本ツアー今季初出場の山下美夢有が、力を込めた。 【写真】雰囲気似ている? 山下美夢有とお母さん 「久しぶりに日本に帰ってきて、久しぶりの日本でのプレー。とても楽しみ。選手権はまだ優勝したことがないので、ぜひ勝ちたいです」2年ぶり6度目の出場。これまでの最高成績は22年と24年の2位で、23年には3位に入った。だが、まだ優勝には届いていない。大阪桐蔭高2年時に初出場した「日本女子オープン」も6度出場し、24年の3位が最高。日本ツアー通算13勝を誇る22、23年の年間女王にとって、日本タイトルは欠かせないピースのはずだ。「(ティショットの落下地点は)ラフが深くて、入ったら出すだけ。距離も長いし、なかなかセカンドが狙いづらい。洋芝との違いに違和感はないけれど、少しボールが浮く分、いつもよりはちょっと飛ぶのかなと。その辺の計算をしっかりして、距離感を合わせていきたいです」この日のプロアマ大会は荒天で中止となり、コースを回れなかった。それでも、前日に9ホール、2日前に18ホールを回り、しっかりチェックできている。2週前の米ツアーを6位で終えて帰国し、実家でゆっくりできた。大好きな焼き肉を食べて、リフレッシュも完了。あとは戦闘モードにスイッチを入れるだけだ。世界を舞台に戦う山下の精神的な拠り所でもある母・有貴さんは、石川県七尾市出身。山下自身も幼いころから何度も訪れている。「石川は思い出のあるところです。ご飯は全部おいしいし、お寿司も食べに来ています。温泉もすごく好きです」。2年前の元日に起きた能登半島地震からの復興を目指しているなかでの大会。「被害があって、それはまだまだ続いていると思う。プレーで元気を届けたい」。世界ランキングは日本勢で最上位の6位。世界のYAMASHITAが全力で初の日本タイトルを獲りにいく。(文・臼杵孝志)