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思い悩んだ先週「この腰でいつまでできるんだろう」 脇元華がメジャーで上位争い

2026/09/13 07:18

脇元華が腰痛を乗り越え上位戦線へ名乗りをあげた(撮影:福田文平)

<ソニー 日本女子プロゴルフ選手権 3日目◇12日◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(石川県)◇6755ヤード・パー72>初日「75」で作った負債は、2日目「69」で完済した。そして3日目には「68」で貯金を作った。69位→21位→6位と日に日に順位を上げているのが、ツアー通算1勝の脇元華だ。「きのうからショットがよくて、フェアウェイに置けたし、パーオンもそこそこよかった」。85.7%(12/14)のフェアウェイキープ率と66.7%(12/18)のパーオン率が、背中を押した。 【写真】脇元華が使用する“超懐かしい”あのシャフト 終盤15番でラフにつかまり、この日唯一のボギーを叩いたが、その直後の16番パー5、17番パー3が最終日に向けて大きい。16番は6メートル、17番では4メートルのパットが決まった。「ボギーの後のミドルパットを決められたのはよかった」。首位と4打差の6位は、優勝が見える位置だ。昨年12月10日に椎間板ヘルニアの手術を受け、今季は開幕から「トーナメント特別保障制度」(公傷制度)を適用し、欠場が続いた。復帰できたのは6月「宮里藍 サントリーレディス」で、この大会が今季12試合目の出場になる。2カ所のヘルニアを除去した腰については、「まだ痛くて」と万全とは言えない。先週は「ゴルフ5レディス」を休み、練習場で調整したが、痛みは激しく、「ひとりで病んでいた」と言う。「ずっと痛いな。ゴルフやめたくなるというか、この腰でいつまでできるんだろうというメンタルで練習してました」。そこから持ち直したのは、周囲の支えが大きい。「父がすごくポジティブな言葉をかけてくれたし、スポンサーさんも一緒に戦ってくれてるということを感じながら、無理矢理に練習場に行ってました」。今は治療を受け、薬を服用しながら、心身ともに戦える状態に戻している。今週は腰の症状が落ち着いているが、日々の練習では、少しでも腰への負担を軽減するための取り組みを行っている。トレーナーからは、スイング時に股関節をうまく使えず、腰をかばう動きが痛みにつながっているとの指摘を受けた。そこで体の動かし方を変えるエクササイズなどを取り入れている。探り探りやることで、スイングは「日替わり」状態だと明かす。それでも「ラフは長いし、ドライバーを曲げたら終わりだなって練習ラウンドの時はビビってました。初日の一打目は久々にドキドキしました」というコースで、ここまでいい戦いを続けている。復帰後の最高成績は、7月「資生堂・JAL レディス」での23位。「最終日も何も変えず、自分のゴルフをしていきたい」と、復帰後初となるトップ10入り、さらにその上を目指していく。(文・間宮輝憲)