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最新シャフトも後押し 入谷響が復調を裏づける会心ラウンド「自信は戻ってきている」

2026/09/19 07:47

いよいよお目覚め? 入谷響が地元で単独首位発進(撮影:米山聡明)

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日◇18日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6565ヤード・パー72>悩める時期を乗り越え、復調傾向にある入谷響が、ボギーなしの7バーディを奪う会心のラウンド。地元で単独首位発進を決めた。 【写真】眠れる獅子が目を覚ます? 入谷投入の新シャフト 5月の「ブリヂストンレディス」でツアー2勝目をマークして以降、思うような成績を残せていなかった。優勝後には2戦連続で予選落ち。「宮里藍 サントリーレディス」で29位に入ったが、その後も6試合連続で予選落ちを喫した。最大の武器でもあるドライバーショットが荒れ、「曲がったらどうしよう」と不安を抱えながらのラウンドが続き、ラウンドを重ねるごとに自信を失っていった。光明が差したのは「北海道meijiカップ」だった。大会前には「考えすぎていた」ゴルフを落ち着かせるため、師匠の中嶋常幸のもとを訪問。頭の中を整理し、大会初日は首位発進を決めた。その後は5試合連続で決勝へ進出。「自信は戻ってきている」と、長いトンネルから脱出した。今は「距離これ、風これ、だからこの辺」のようにシンプルにゴルフを組み立てられるようになった。「そこそこのチャンスにつけられればいい」と自分に負荷をかけすぎないことも、調子が上向いた要因につながっている。さらに、シャフトの調整も復調を後押しした。ドライバーをしっかり振れるようになるきっかけにもなったという。オフにハマったシャフトでも、シーズンを過ごして気温が上がり、振れるようになってくると、しっくりこなくなることもある。シーズン中も何度かシャフトをチェンジしたが、最近は、もともとのエースシャフトである三菱ケミカルの『TENSEI』オレンジシリーズの後継作となる『TENSEI 1K Pro Orange RIP+』に変更した。ヘッドにはスリクソンの最新モデル『ZXi RKT TR』を投入したが、どうも、もともと使用していた『TENSEI』とはマッチしなかった。そこで最新シャフトを挿してみると、「だいぶまとまってきた」と納得の1本に落ち着いたという。自信を取り戻し、クラブ調整もハマった。「ここで優勝できたらという気持ちは強いです」。不振を脱し、完全復活の狼煙(のろし)を地元で上げたい。(文・齊藤啓介)