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佐久間朱莉の3勝目を支えた“0.何度”の微調整 カチャカチャじゃないライ角調整の中身【勝者のギア】

2026/09/21 15:00

微調整を施した14本で、プレーオフを制した(写真:米山聡明、ALBA)

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日◇20日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6565ヤード・パー72>前年覇者・神谷そらとのプレーオフを制し、今季3勝目を挙げた佐久間朱莉。クラブセッティングについては、8月末の「ニトリレディス」勝利から変わりはない。ただ、わずかな微調整を施していた。 【写真】3勝目を支えたライ角調整 シャフトは市販品にない真っ黒仕様 シーズン序盤はクラブをややアップライトに調整していたが、スイングプレーンがアップライト(クラブ軌道が比較的立っている)になってきたため、今週の戦いを前にライ角を見直した。最近になってドライバーのヒールヒットのミスが増えてきたという。ギア効果もあり曲がり幅は少ないものの、スピン量が増えるため、若干の飛距離ロスがあるというフィードバックを受けたと担当者は明かす。調整はカチャカチャではなく、一度シャフトを抜いて挿し直し、その向きでライ角に変化を加えた。「本人も違和感がないくらい」という、“0.何度”の調整だったが、それが奏功。センター寄りでヒットするようになったという。実際、今大会3日間の平均飛距離は249.167ヤードで6位。芯でとらえる確率が上がっていることもうかがえる。また、ドライバーだけでなくアイアンのライ角も調整。6番アイアンとウェッジを若干ではあるがフラットにしたという。ちなみに、シャフトはすべて日本シャフトを使用するが、ウッド類には同社の『レジオフォーミュラMB+』が挿してある。市販品では黒地に黄色の差し色が配色されたデザインだが、佐久間のシャフトはコスメがなく、真っ黒なデザイン。「中身は一緒ですが、作ってすぐ渡せるように」(担当者)と、ロゴをプリントする前に手渡しているからだとか。シーズン中にシャフトを変更することはほとんどないというが、挿し直しやライ角調整など、細かな調整も今季3勝目を支えた。【佐久間朱莉の優勝セッティング】1W:ピン G440 LST(10.2度 レジオフォーミュラMB+S55)3W:ピン G430 MAX(15度 レジオフォーミュラMB+S55)7W:ピン G430 MAX(21度 レジオフォーミュラMB+S65)5U:ピン G430(26度 N.S.PRO MODUS3 HYBRID HL 370)4I:ピン i240(N.S.PRO MODUS3 HYBRID HL 370)6I~W:ピン BLUEPRINT T(N.S.PRO プロトタイプ)50,54,58度:ピン S259(N.S.PRO プロトタイプ)PT:ピン SCOTTSDALE B63BALL:タイトリスト Pro V1xGRIP:イオミック スティッキーアーミー1.8