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大江香織が7年ぶり予選通過 ツアー撤退表明した2019年と今の“変化”「これでよかったと思う」

2026/09/27 08:43

大江香織は7年ぶりの予選突破(写真は初日)(撮影:福田文平)

<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 2日目◇26日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6600ヤード・パー72>2018年大会覇者で、ここが今季レギュラーツアー初戦となる大江香織が、トータルイーブンパー・48位タイで予選を通過。レギュラーでは19年の「伊藤園レディス」以来の決勝ラウンドを戦う。 【写真】大会歴代覇者! 8年前の大江香織 ラウンド終了直後は、まだ決勝進出のラインが確定していない状態だったが、「順位は意識せずにプレーして、結果的にカットラインにかかる位置であがれたので満足しています」と納得の表情。初日は「74」で2オーバー・72位の滑り出しになったが、「自分でも不思議なくらい落ち着いていた」という2日目は、4バーディ・2ボギーの「70」と2つ伸ばし、最終日にコマを進めた。最後に決勝ラウンドをプレーした19年に、一度、ツアー撤退を表明している。その後、結婚、出産を経て、24年末のQTに参加。昨年ツアーに復帰し、現在は4歳になった長女の育児に加え、テレビ解説などの仕事もこなすマルチなママさんゴルファーとして活躍している。ひさびさにトーナメントに戻ると、選手のレベルが上がっていることに驚いたという。「(若い選手は)距離ももちろん出るけど、ボールがねじれない。ショートゲームも、昔はツアーで経験してレベルが上がっていく印象だったけど、今はアマチュアからレベルが高い。YouTubeで学ぶこともできるし、すぐに自分を撮影して確認することもできますもんね」。普段の練習の仕方などからも、時の流れを感じる。ただ、そんな選手たちとツアー通算3勝を誇る技術で対抗。今週キャディを務める男子ツアー通算19勝の谷原秀人も、「いいゴルフをしている。特に(ショットの)縦距離がよくて、安心して見てましたよ」と太鼓判を押す。第一線を退くことを決めた19年当時のことは、「自分を追い込んで苦しかった」と振り返る。ただ、新たなスタイルでゴルフと向き合う現在は「ゴルフができて、試合に出させてもらえることに感謝してます」と笑顔も絶えない。「あの頃は、将来的に子供が欲しいというビジョンもあったし、一回(ツアー撤退を)決断した。ただ振り返ると、辞めた後に新たな出会いもあったし、試合に出るだけでは得られないものもたくさんあった。これでよかったと思ってる」というのがその笑顔の理由になる。「もう1日、谷原さんに教えてもらえる機会が増えました」。向上心は当時のまま。ただ、「(若い選手たちと)一緒に回ったり、近くで見ると全然感じることが違いました。今後の解説に生かします!」と新たな表情も覗かせた。(文・間宮輝憲)