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初来日の24歳・ブレナンが日本で感激V 家族の前でつかんだ栄冠「最高の気分」

2026/10/12 11:30

24歳のマイケル・ブレナン。さらなるブレークが期待されている逸材だ(撮影:米山聡明)

<ベイカレントクラシック 最終日◇11日◇横浜CC(神奈川県)◇7322ヤード・パー71>日本開催の米ツアーは、24歳のマイケル・ブレナン(米国)が今季2勝目(通算3勝目)を飾った。初めて訪れた日本の舞台で、家族が見守るなか優勝カップを掲げた。 【写真】最終18番のギャラリー数がすさまじい アマチュア時代から活躍を見せ、次代のスター候補の一人。ウェイクフォレスト大学時代の2022年に8勝を挙げ、23年には「全米オープン」に出場。24年にプロ転向し、PGAツアー・アメリカズを主戦場に戦った。25年には同ツアーで3勝を挙げ、推薦出場した米ツアーの「バンク・オブ・ユタ選手権」で初優勝。今年は「ウィンダム選手権」でも勝利を手にしており、それ以来の栄冠となった。会場には父、母、弟のショーンさんが駆けつけた。「家族全員がここにいてくれたことは本当に大きな意味がある。弟のショーンが現地にいてくれたなかでの初優勝だからうれしいし、彼と一緒に祝うのが楽しみだよ。家族が周りにいてくれるのは素晴らしいことだ。家族のことが大好きだし、彼らは私の一番のサポーターであり、私がゴルフをしている理由そのもの。最高の気分だ」。喜びをかみしめた。なかなか試合会場に来られないショーンさんには、特別な思いがある。「弟もここまで来てくれて、一緒に週末を過ごせたこともうれしかった。彼は僕にとって刺激を与えてくれる存在。フェアウェイを歩いているときに、コース脇で彼の姿を見られるのは本当にうれしいことだ」と、家族の存在が力になったことを明かす。最終18番では、ショーンさんから『そろそろ自分がいるときに優勝してくれよ』と言われたという。「弟はあまり大会に来られないないので、僕にとってはなかなか難しいけど、家族と一緒にここで過ごせたことは、本当に素晴らしい経験だ」。念願だった優勝の姿を弟に見せることができ、自然と笑みがこぼれる。初めて訪れた日本については「本当に素晴らしい」と楽しめた様子。会場には大勢のギャラリーが集まり、最終18番グリーン周辺には色鮮やかな景色が広がった。ブレナンは日本のゴルフファンへの敬意も示した。「ギャラリーは最高で、とても温かく応援してくれた。初めての日本だけど、とても歓迎されていると感じている。ギャラリーのゴルフへの理解度が非常に高く、良いショットを打つと拍手してくれる。グリーンが見えないところからショットを打った時でも、拍手の大きさでどれだけ良いショットだったかが分かった。いつもそうとは限らないけど、そうなったときに反応してくれるのはうれしいこと」日本食も堪能した。「今週は食事が本当に美味しくて、またさらに日本食を堪能できるのが楽しみだ」と話した。東京に宿泊しており、最終日はキャディが予定を組み、最後まで日本での時間を楽しむことも忘れない。「何をするかはまだあまり具体的には決まっていないが、今夜の予定はキャディのオリーに任せている。楽しみだ」と、きっと最高の夜になったことだろう。当面の目標として、来年開催される米国選抜と欧州選抜が2年に1度対戦する「ライダーカップ」への出場を目指している。「まだチームと話し合っていないので、大まかな目標になるが、来年アイルランドで開催されるライダーカップに出場できたら本当にうれしい。PGAツアーのアメリカ人選手のほとんどのプレーヤーの目標だと思うが、出場できたら素晴らしい経験になる」と次は国の代表入りを目指す。今季のポイントランキングは46位。シグネチャーイベント(昇格大会)は全試合に出場が決定。来季も世界最高峰の舞台で戦うことになる。その前に、初来日の日本でつかんだ勝利の余韻を楽しむ。(文・高木彩音)