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鈴木愛が元世界1位のスイング参考 「迷走してあーだこーだ」から復調へ

2026/10/16 18:22

鈴木愛がスイングのキレを取り戻しつつある(撮影:上山敬太)

<富士通レディース 2日目◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6717ヤード・パー72>鈴木愛はショットの左へのミスに悩んでいた。ボールに構えたときにはイメージができているのに、打ってみると左に飛び出し、そこからさらにドローがかかる。その感覚が焼き付いてしまっていた。 【連続写真】鈴木愛が参考にした元世界1位のスイング 「迷走して、あーだこーだとやったけどハマらない…」。試行錯誤を続けていたとき、ふと目にしたのがインスタグラム。様々な選手のスイング動画を見ているうちに、気になったのがコ・ジンヨン(韓国)だった。「ドローヒッターなのに、けっこうストレート目に軌道が入っている。これでどうやってドローを打っているんだろう?ずーっと繰り返し見て、こういう感じでやってみようと思ったのがハマりました」。以前にも何度か参考にしてきた、元世界ランキング1位の実力者のスイング。「言葉で説明するのは難しい…」と感覚に合う修正のヒントをつかんだ。「68」「67」と伸ばし、首位と2打差のトータル9アンダー・3位につけた。決勝ラウンドで最終組に入るのは、4月「KKT杯バンテリンレディス」最終日以来、今季2回目となる。2週前の日本女子オープンでは、申ジエ(韓国)がJLPGAツアー通算30勝目を挙げて永久シードを手にし、鈴木も同じ目標を掲げている。「実現すればいいなと思うけれど、彼女ほどいろんな経験はできていない。経験値も実力も大きく差がある。追いつけるかどうか、自分が達成できるかどうかは分からないけれど、チャレンジできるうちにできることはやりたい」。最近になって、攻めのゴルフを取り戻しつつある。「この1、2カ月みたいにピンを狙わないつまんないゴルフをやってても、スコアは伸ばせない。それなら思い切ってやろうと。いい傾向にはなっています」。ショットに光が差してきたなか、残り2日間で真価を問う。(文・笠井あかり)