宮本勝昌がドラコン賞を獲得した(撮影:米山聡明)
<ファンケルクラシック 最終日◇18日◇裾野カンツリー倶楽部(静岡県)◇7027ヤード・パー72>開催コースのお隣、御殿場市在住の宮本勝昌が、今年も裾野を盛り上げた。
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5つ伸ばして迎えた最終18番パー5。右ラフからピンまで241ヤードを5番ウッドで放つと、ピン手前3メートルに着弾したボールは、ピンを直撃するあとわずかでアルバトロスという一打に。30センチのイーグルパットを沈めて、スタンドを埋め尽くしたギャラリーを沸かせた。首位と12打差の15位タイから出たこの日、1イーグル・5バーディの「65」をマークして、単独3位に食い込んだ。4年連続賞金王に向けて賞金ランキング1位を快走中。同2位の岩本高志が単独2位に入ったことを考えても、「少しは積み上げられた」と大きな3位である。最終日はギャラリーサービスの一環として、1番ティで芹澤信雄が選手インタビューを行い、会場を盛り上げた。宮本へのインタビューでは「10アンダーで回ってきて」とはっぱをかけたが、「10はさすがに難しいと思いましたが、それに近いスコアを出せてよかった」と師匠や詰めかけたファンの期待に応えた。また1番ホールには、最終日のみ「元気・ドラコン賞」がかけられていた。計測はフェアウェイのみだったが、宮本は朝イチから295.4ヤードのビッグドライブを見せて見事1位。ひと振りで賞金100万円も手にした。「ファンケルさんが知恵を凝らしてこういう賞を設定してくれたり、ギャラリーを楽しませるイベントを考えてくれて、老若男女問わず、楽しめる3日間だったと思います」。ドラコンのほかイーグル賞や最多バーディ賞など、選手のモチベーションを上げる賞を設定したり、ギャラリープラザでは女性や子どもも楽しめるイベントが充実。万人が楽しめる会場づくりに感謝を述べた。家から近く、シニア入り前はよく練習に来ていたコース。顔見知りのスタッフも多い。ホーム感のある大会は初出場の2023年から連覇を達成し、昨年はプレーオフに進出も敗れて惜しくも2位と、裾野に宮本ありを印象付けている。今年は優勝したタマヌーン・スリロット(タイ)が2日目を終えて2位に6打差と、優勝争いを盛り上げるには厳しい状況だったが、宮本は豪打とイーグルで魅せてきっちり役目を果たした。「隣町でほぼ地元。知り合いもたくさんきていただけて、本当に力になりました。来年は優勝争いできる位置でがんばって、いい写真を撮りたいですね」と来年のリベンジを誓った。(文・小高拓)