“キューティフル”が日本ツアー会員デビューを飾る(撮影:福田文平)
<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前情報◇21日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6520ヤード・パー72> 6月の「EARTH MONDAMIN CUP」で初優勝を果たし、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の会員となる資格を得たパク・ヒョンギョン(韓国)が、ツアーメンバーとしてのデビュー戦を迎える。
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韓国ではキュートとビューティフルを掛け合わせた“キューティフル”の愛称で親しまれる。日本でも人気急上昇の26歳は8月18日に入会申請を済ませ、この日のプロアマが初仕事となった。「これまでと違って、JLPGAの会員として初めての試合なのでドキドキしています」日本ツアーはこれまで主催者推薦で4試合に出場したが、今回は日本ツアーのメンバーとしての出場。8月下旬の韓国ツアーで左足首をねん挫した影響で、9月はほぼ治療に充てたという。調整不足は気になるところだが、「木が多いコースは集中できるので、大好き。このコースも木が多いのですごく気に入っています」と不安はなさそうだ。前日は今大会を最後に日本ツアーから引退する同郷の大先輩、アン・ソンジュと練習ラウンドを行った。日本ツアー通算28勝を誇り、2018年にはこの大会も制しているオンニ(お姉さん)の助言は、「ピンはオーバーさせずに、手前から攻めること。15番のパー5は絶対にバーディを取らないとダメ。16番からの3ホールはしっかり守ること。そうすれば、いい成績が出るよ」。バトンを渡されたツアールーキーは、初陣からの活躍を誓った。日本ツアー参戦を決意したときから、日本語の勉強にも取り組み始めた。日本語が堪能なソンジュからは「アニメや映画で覚えたほうが早い」とアドバイスをもらったが、すでに実践中。お気に入りはアニメ映画の「君の名は。」で、ケガで試合に出られなかった9月に集中して“お勉強”に取り組んだという。勉強の成果を披露したい相手もいる。入会申請の際には会員3人の推薦が必要だが、横峯さくら、鈴木愛、菅沼菜々が快くサインをしてくれた。その3人に「JLPGAのメンバーに推薦いただき、ありがとうございます」と日本語で感謝の気持ちを伝えたいという。チャーミングで明るい性格で“イ・ボミ2世”とも呼ばれるが、そのボミが大会アンバサダーを務める大会がデビュー戦となるのも不思議な縁だ。次戦はシーズン最終戦「JPGAツアー選手権リコーカップ」と、当面は韓国ツアーに軸足を置くことになるが、「来年の目標はシード」と半端な気持ちはない。予選ラウンドは小祝さくら、都玲華と同組。注目グループの一人として、キューティフルが新天地でスタートを切る。(文・臼杵孝志)