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“涙の2位”で森井あやめが初シードへ前進 山路晶は前半戦出場権獲得圏内【シード権争い動向】

2026/10/27 07:50

森井あやめがシード圏内にジャンプアップ(撮影:福田文平)

国内女子ツアーの2026年シーズンもいよいよ佳境に入ってきた。最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は今季優勝者、メルセデス・ランキング(MR)上位者、世界ランキング上位者のみが出場するため、来季のシード権を争う戦いはその前戦となる「大王製紙エリエールレディス」で終結を迎える。シード獲得となるMR50位内を目指す選手たちの動向を追っていく。 【写真】吉田優利が大量のシャンパンを浴びてビショビショ MR上位50人を巡る争いは出場者が限定される「TOTOジャパンクラシック」と最終戦を除き、実質残り3試合。前週の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で大きくランクアップを果たしたのが森井あやめ。優勝争いのすえに単独2位に入り、前週のMR63位から42位まで浮上した。同大会で優勝した桑木志帆に最後まで食らいついた。最終日の15番を終えた時点で、首位タイに並んだ。ところが16番から2連続ボギーを叩き後退。「大事なところでミスが出る。また、やっちゃった。いつも通りかな…。やっぱり緊張していたんだと思います」と涙を流したが、それでも来季のシード権にグッと近づいた。2016年から戦い続けてきた舞台では、過去2度の6位を記録したが、今回の2位はツアーでの自己最高位。「QTに行かなくていいのならうれしい」と初シードはもちろん喉から手が出るほど欲しいステータス。初優勝を逃した悔しさもありつつ、シード獲得を最低目標として、残り3戦に向かっていく。大会を6位タイで終えた山路晶は、MR64位から55位へ浮上。最終日は首位と4打差からスタートし、スコアこそ伸ばしたが、桑木に4打およばなかった。初優勝は逃したが、来季シード入りに向けては大きく前進した。MR55位までに入れば、来季前半戦の出場権は確保できるが、目指すはそこではない。「今年ももうすぐ終わる。だから、頑張らないといけない。もうQTには行きたくないから」。コロナ禍で統合となった20-21年シーズンをMR47位として初シード入りしたが、今年の6月まではトップ10もなかった山路。残り3試合でなんとかトップ50入りを目指す。現在のMR50位は都玲華で415.51pt。55位の山路が369.80pt。それ以下の選手にとっても、前週のように一発の上位進出でシード圏内に滑り込むチャンスはまだまだ残っている。◇あらためて、シード権の仕組みを見てみよう。毎試合ごとの獲得メルセデス・ポイントによって決まるMR上位50人が翌年のフル出場権を獲得。MR51~55位までは第1回リランキング(26年は6月のニチレイレディス終了時)までの出場権を獲得することになる。2週続いた4日間大会を終えて、今週の「樋口久子 三菱電機レディス」は3日間大会。ポイントがグッと減る。次週の「伊藤園レディス」も同じく3日間。少しでも上位進出を果たし、ポイント上乗せといきたい。