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今季初Vの加藤麗奈から刺激 一時はゴルフ“休養”も神部芽依に芽生えた闘争心【マイナビ ネクヒロ第16戦】

2026/10/31 12:15

神部芽依は同学年のツアーV選手から刺激(撮影:福田文平)

<Sky ALL Sky Dream Ladies Cup 最終日◇30日◇涼仙ゴルフ倶楽部(6,123ヤード・パー72)>「ずっと出てみたいと思っていたので、今回推薦をいただけてうれしかったです」。19歳のアマチュア、神部芽依は初々しく初出場の喜びを口にした。トータル1アンダー・25位タイという結果には満足していないものの、最終日の8番パー4でイーグルを奪うなど、しっかり爪跡も残した。 【特集】横綱は誰だ? プロテスト有力選手番付公開中! 高校を卒業して2年目だが、1年間ゴルフを離れていた異色の経歴の持ち主だ。「中学3年の時は調子が良くて、モチベーションが上がっていたんですけど、高1、高2と調子が悪くて、ゴルフが嫌いになっていきました」。高校3年生になってようやく調子も上向き、夏の全国高等学校ゴルフ選手権に駒を進めたが、117位と惨敗。「やっぱりもう頑張れない、もう無理ってなっちゃいました」。卒業後の昨年4月、ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)にキャディとして就職。ゴルフに未練があったわけではなく「自分が一番得意なものを生かせるのはゴルフ場だと思ったから」だった。プライベートのゴルフは3カ月に一度程度。就職後、初めてのラウンドは4カ月ぶりでもパープレーだったが、その後はスコアがだんだん悪くなっていく。一切練習をしていないのだから当然といえば、当然だが、80を切れなくなると悔しさが芽生え始めた。そんななか、ステップ・アップ・ツアー「SkyレディスABC杯」(昨年10月)で今季レギュラーツアー初優勝を果たした加藤麗奈と再会した。大会で知り合い、中学生のころはよく一緒にラウンドした間柄。「試合中はなんて声を掛けていいのか分からなくて、いいなあ、かっこいいなあと思って遠くから見ているだけでした」。ところが、大会後に行われたプロアマで加藤の組のキャディを務めることになった。「ゴルフをやめたと言ったら驚かれましたけど、久々にいろんな話ができて楽しかったです」。この再会が直接のきっかけになったわけではないが、プロとして活躍する同い年の姿を間近で見たことは刺激になったに違いない。そして、今年3月いよいよプロを目指して競技再開。「2月に遊びのゴルフで『86』を打ったのが悔しくて、急にやりたくなりました。それに小学生のころ、父にプロになって車を買ってあげるって約束しましたからね。親孝行したいなって」。キャディは1年で退職し、現在は地元の滋賀に戻って練習の日々。わずかな準備期間で挑んだ今年のプロテストは2次敗退だった。「来年はもっと試合経験を積みたいので、そろそろプロ宣言するつもりです。ネクヒロにもたくさん出たいけど、関東の試合が多いのでちょっと遠いなあって思ってます」。来シーズンは“@”を外した神部がネクヒロでさらに成長していく姿が見られそうだ。