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「3勝ぐらいできないかなと…」中野麟太朗が振り返るプロ1年目「生意気でしたね」

2026/11/01 19:16

中野麟太朗は3試合ぶりに予選通過。復調気配がただよっている(撮影:ALBA)

<バンテリン東海クラシック 最終日◇1日◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知県)◇7300ヤード・パー71>ルーキーの中野麟太朗は「71」のラウンドで、トータル4アンダー・15位タイでフィニッシュした。「ドラッグストア・コスモスカップ」で今季最高の4位に入った後、2試合連続の予選落ちを喫していたが、プロ転向から1年を目前に復調の気配を見せた。 【写真】大流行中 中野麟太朗も投入のカメパター プロ転向会見を行ったのが、22歳の誕生日だった昨年11月11日。「もう1年、早いですね。(2週後の)VISAからは2年目プレーヤーじゃないですか」。現在ポイントランキング33位。すでにルーキーイヤーでのシード獲得を確実にしているが、思い描いたような1年とは決して言えない。「3勝ぐらいできないかなと思ってたんですけど、生意気でしたね。謙虚にならなきゃいけないけど、勝ちたいなあ、いや勝ちます」。力強く今季の残り試合での優勝を宣言した。課題はチラリとでも優勝が見えた時のプレーにある。今大会もそれは同じだった。「3日目は何も関係ない位置でボーンっと行けたんですけど、きょうワンチャンあんじゃねって思ったら途端に(5番で)ボギー。9番でもボギーを打ったら、後半は1Wをガンガン振れました。そういうプレーを上位にいる時にできたら強いんだけどなって思います」。後半は12番バーディ、イーグル賞100万円がかかった15番パー5のイーグルで前半の2ボギーを取り返した。15番の2打目は「素晴らしかった」と自画自賛の一打。「残り258ヤードのラフから2Iです。ドローしない最近の2Iの傾向を信じて、池からフェードをさせたらピンに飛んでくれました。12番のバーディも4メートルぐらいで、なかなか近くにつかなかったのに、2Iで打ったのが一番近くて2メートルぐらいでした」と満足げに振り返った。予選落ちした直近の2試合は「ゴルフが分からなくなるぐらい」の調子の悪さだった。「直前で4位になって『日本オープン』で狙いにいき過ぎてガクッと来ました。内容も悪かったですね」。今季トップ10は2回だが、20位以内まで枠を広げるとこれで7度目。調子を取り戻せば、安定して上位に近い位置でプレーする力はすでに備えている。「自分は集中力が武器だと思っていたけど、1年間ゴルフが大半を占める生活をしてみて、一打に集中し過ぎでもダメだし、集中力がなさ過ぎてもダメ。プロはちょうどいいペースを保つ長期戦なんだということを学びました。きょうみたいな位置で淡々とプレーして、トップ10をキープできるようになれば、優勝にも近づくと思います」。プロの水にも慣れ始めたゴルフ界期待の大器。本格覚醒する日はもう目の前に迫っている。(文・田中宏治)