プロトーナメントでの実績も十分。岩永杏奈がぶっつけの最終プロテストへ(撮影:佐々木啓)
11月3日(火)から茨城県・静ヒルズカントリークラブで行われるJLPGA最終プロテスト。ここではALBA Net編集部が選定した注目選手を紹介する。今回は兵庫県出身の17歳・岩永杏奈(いわなが・あんな)。
ローアマコレクター? 岩永杏奈の受賞歴を写真で見る
今年、世界の舞台でその名をとどろかせた。8月の「全米女子アマ」では、ストロークプレーを首位で通過。マッチプレーを勝ち上がり、決勝まで駒を進めた。惜しくも2位に終わったが、1985年の服部道子、2022年の馬場咲希に続く日本勢3人目の戴冠に、あと一歩まで迫った。6月の「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」では、個人戦で初優勝を飾った。国内でも「日本女子アマ」で3位。「日本女子オープン」では、2年前に続く2度目のローアマに輝いた。プロの試合で結果を残してきたのも強みだ。昨年11月、下部ツアーの「明治安田レディス」をアマチュアで制した。16歳での快挙だった。今年は「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」から4週連続でレギュラーツアーに出場。最終テスト前の最後の試合となった「スタンレーレディスホンダ」では、2年連続でベストアマを獲得した。3日間のパーオン率は79.6%で、全体7位タイ。ショットの安定感は折り紙付きだ。大阪桐蔭高の3年生。1年時には「全国高等学校ゴルフ選手権」の団体戦で、同校の初優勝に貢献した。JGAナショナルチームのメンバーなどの資格で、プロテストは1次、2次が免除。最終テストが“ぶっつけ本番”になる。それでも準備に抜かりはない。会場は4月と9月に下見済み。スタンレーの翌週には、ナショナルチームの合宿を同コースで行った。課題に挙げるのはパターとユーティリティ。スタンレーでは、優勝した岩井明愛から「いつも通りやれば大丈夫」とエールを受け取った。最終プロテストは4日間72ホールのストロークプレーで行われ、上位20位タイまでが合格となる。15歳でローアマを手にしたときから、目標は「一発合格」と口にしてきた。世界2位の17歳が、初挑戦でプロへの扉をこじ開ける。【過去のプロテスト成績】2026年:1次・2次予選免除(初受験)