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ツアー20&21組目の姉妹プロ誕生なるか? 荒木七海&神谷ももは最終日の“逆転”へ

2026/11/06 18:27

この日「68」で浮上した荒木優奈の妹・七海(撮影:福田文平)

<JLPGA最終プロテスト 4日目◇6日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6462ヤード・パー72>これまで女子ツアーでプロになった姉妹は19組いる。今年は20&21組目誕生をかけ、2人の妹が最終テストに挑んでいる。ツアー通算4勝の神谷そらの妹・ももと、同1勝の荒木優奈の妹・七海だ。合格圏外で3日目を終えたが、残り1日にかける。 【写真】うーん、ソックリ こちらは姉の荒木優奈 荒木七海は、「68」をマークし息を吹き返した。第2ラウンドはパーオン率が61.1%(11/18)にとどまるなど、アイアンに狂いが生じ「76」。50位タイまで順位を下げていた。その日は「母親とケンカをしてしまって…。私はいろいろ言われると、“いいや”ってなってしまって。大げさなんです」と苦笑い。それほどショックを受ける一日になった。雨で中止になった前日はコースの外の練習場で300球ほど打ち込んだ。「最悪、来年につながればと思って。先々を考えると、今さぼったらよくないし、体も元気だからとりあえず打とう」。“ヤケ打ち”のように聞こえるが、内容はしっかりとアイアンが主体。パーオン率も72.2%(13/18)に回復し、合格圏内まで1打差のトータル1アンダー・22位タイまで順位を戻した。姉の優奈にもLINEで「グチを送りました」と言って笑う。「返事は『お父さんもお母さんと同じこと言ってるよ』って言われました。でも優奈は私の味方をしてくれるから」と、姉の存在は大きな支えになっているようだ。14番からは1メートル、3メートル、1メートルとショットを絡ませて3連続バーディを奪った。“うっぷん”を晴らす18ホールにすることができた。今年が昨年に続き2度目のプロテスト。「明日はボーダーライン付近だしめっちゃ緊張すると思うんですけど、一打一打集中して」。そのためには無理に攻めるのではなく、チャンスについたところで決めることを心がける。そして最後は母と歓喜の抱擁をしてもらいたい。神谷ももは、合格圏内でプレーしていたが、17番からのダブルボギー、ボギーでトータルイーブンパー・25位タイまで後退しホールアウトすることになった。17番はティショットが薄く当たって距離が残り、大きく打とうとした2打目がグリーンをオーバーした。さらにアプローチにもミスが出てしまい、「ボギーでおさめられた」というホールでの痛恨のスコアロスとなった。2日前に行われた第2ラウンドの前には、同じ茨城県の太平洋クラブ美野里コースで日米共催の「TOTOジャパンクラシック」を戦う姉と電話。「お互いに頑張ろう」とエールを送りあった。こちらは現在の圏内まで残り2打。「目標は3つ以上伸ばしたい」と、こちらも2度目の最終テストで合格をつかみとる。今年、姉妹プロが誕生すれば2024年に合格した吉田鈴と姉・優利(19年合格)以来となる。また、2組以上の姉妹プロ誕生は、久保宣子(姉は啓子、08年合格)、菊地明砂美(妹は絵理香、08年合格)、池内絵梨藻&真梨藻が合格した10年以来、16年ぶりだ。そろって姉に笑顔で報告したい。【プロテストに合格した姉妹】1:大城恵美子(31期生)/大城あかね(45期生)2:谷福美(40期生)/谷里美(50期生)/谷明美(59期生)3:アン・ウィルソン/エリザベス・ウィルソン(ともに58期生)4:平瀬真由美(57期生)/平瀬哲子(62期生)5:本山恵子/本山裕子(ともに63期生)6:文平京恵(59期生)/文平友恵(65期生)7:金沢星華(69期生)/金沢鈴華(70期生)8:高村亜紀(64期生)/高村茶恵(71期生)9:秋山琴美(66期生)/秋山千鶴(72期生)10:横峯瑠依(75期生)/横峯さくら(76期生)11:馬場ゆかり(74期生)/馬場由美子(77期生)12:久保啓子(80期生)/久保宣子(82期生)13:菊地絵理香(80期生)/菊地明砂美(82期生)14:池内絵梨藻/池内真梨藻(ともに82期生)15:鎌田ハニー(84期生)/鎌田ヒロミ(85期生)16:堀奈津佳(83期生)/堀琴音(86期生)17:坂下莉彗子(86期生)/坂下莉翔子(89期生)18:岩井明愛/岩井千怜(ともに93期生)19:吉田優利(92期生)/吉田鈴(97期生)※両者ともプロテストに合格した姉妹のみ